SHANGHAI★BASE

Unbot Group CEOのブログ。中国の最新市場動向を上海から発信。越境EC・訪日インバウンド・WeChat・Weibo・EC(タオバオ)etc...

リーダーについて

にーはお

 

2年ぶりにブログ書いてます、、、

会社のWebサイトをリニューアルしたら、意外とそこから、このブログにアクセスされてたので、ちょっとずつ書いていこうかなと。

 

さて、「新型コロナウィルス」の影響で、世界中が大変なことになってますね。。。

毎日毎日、感染に関する情報が目まぐるしく変わって、デマも出回って、正確な情報を把握することすら難しい。

 

そんな手探りな状況でも、国家規模だけじゃなくて、各企業、各組織、各家庭で、毎日、沢山の「決断」が必要に迫られてます。

 

情報が足りないから、子供を放っておくわけにも、学校を閉鎖しないわけにも、満員電車に乗り続けるわけにもいかない。

 

毎日、誰かが「決断」しなきゃいけない。

 

この騒ぎの中で、今まで経験したことがないほど沢山の「決断」をした人が多いと思います。

 

それは、会社や学校や家庭で、どれだけみんな膝を突き合わせて、「衆議」したところで、最後は、誰か一人が「決断」をくだして、責任を負わないといけない。

 

その「決断」をすることこそが、「リーダー」の最も大事な役割で、むしろ、それ以上に大事な役割なんてない。

 

ただ、それが出来ない「リーダーっぽい」人が多いから、後手後手な、今の日本の状態のようなことが起こってしまう。事なかれ主義。

 

よくリーダーは孤独だというけど、そりゃそうで、誰でも分かる「当たり前の事」を決めるのは、「決断」じゃなくて、ただの「判断」でしかない。

 

感染するより、しないほうが良い。 当たり前。

 

問題は、選択肢が無限にあったり、意見が分かれるような「微妙」な問題の場合。

 

例えば、選択肢が4つあって、投票するとこんな風になる問題。

A:50票

B:10票

C:5票

D:35票

 

この場合、B:10票を選択するとどうなるか?

A,C,Dの90人は、不満を持つ可能性が非常に高い。

 

それでも、確固たる自信や信念を基に、Bが良いなら、リーダーは、Bと「決断」しなきゃいけない。

不満を言われようが、なんだろうとBと言わなきゃいけない。

 

ただ、「リーダーっぽい」人は、この90人を恐れて「決断」しなかったり、もっと

悪いのは、A:50票を選んでしまう。

 

それは、決断じゃなくて、ただの多数決。

「リーダー」なんて要らない。

 

 でも、難しくて、不確かで、不透明な霧の中でも、誰かが覚悟して「決断」しないと、多くのことは良い方向に進まない。

 

その「決断」で失敗したなら、真摯に受け止めて、責任をもって「謝罪」して、再スタートを切る。

 

それでいい。

周りを恐れて、「リーダーっぽく」、出来るだけ不満が出ない、嫌われない不本意な「判断」をするよりは、よっぽど勇気を持って、チャレンジした、失敗した「リーダー」のほうが、大きな可能性を感じる。

 

ネガティブは気分、ポジティブは意志

 

新型コロナの影響で、多くの人に「決断」が求められる時期だからこそ、そんなことを考えていました。

 

早くこの危機が収束して、平穏な日々が戻ってくることを願っています。