【中国生活】 大ヒット映画:中国合伙人(American dreams in China)
今年の5月に上映されてたのでちょっと遅いですが、話題の映画なので見てみました。
中国合伙人:American dreams in China
この映画は、NASDAQに上場している新东方教育科技(集团)公司の成功物語をモデルにしたもの。
+++++++++++++ネタバレ注意+++++++++++++
時代は、80年代の中国。
農村出身で受験に2度も失敗している成东青が、遂に大学に合格して北京に出てきて、2人の悪友と出会うところから始まります。
3人の親友は、夢の国アメリカを目指しますが、祖父も父親もアメリカ帰りの孟晓骏だけがアメリカへ。
もう一人の主人公の王阳は、ちゃらんぽらんで明るい性格で、アメリカ人の彼女ができますが、帰国と同時にフラレてしまいます。
中国に取り残された成东青、王阳はひょんなキッカケから英語を教えることになり、KFCのテーブルから始まった英語教室は、人気を博し急速に拡大。
アメリカに渡ったは良いもの、上手く行かずに苦しんでいた孟晓骏は中国に帰国。
英語教室を拡大中だった成东青、王阳の所に、孟晓骏が合流し、物語が急展開し始めます。
改革開放後急速に発展する中国を舞台に、時代の荒波にもまれながらもチャイニーズドリームを実現していく3人の若者。
決して順風満帆ではなく、怒りや葛藤、嫉妬、友情等が入り混じった物語は、釘付けになります。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
個人的には、80年代の中国の不器用なエネルギーに満ちた雰囲気が大好きなので、その雰囲気だけでも楽しかったです。
ああいう風景は、中国の3級都市や農村辺りには未だに残っているので、中国の田舎に行けば味わえるかもしれません。
モデルになった新东方教育科技(集团)公司の創業者。
英語も多く使われているので、中国語があまり分からなくてもストーリーは理解できるかも。
中国の現代文化が滲み出てる映画なので、オススメです。
【本BLOG筆者】
株式会社unbot(アンボット)
代表取締役
中町秀慶(なかまち ひでのぶ)
東京・福岡・上海・台北・香港で、大手日系ブランドの越境EC/中国EC店舗運営や公式SNSアカウントの運営を行っている。
2016年度の㈱unbotグループで運営するEC店舗の流通額は、12億元(200億円)を突破。上海在住9年目。
BLOG:SHANGHAI★BASE
㈱unbot WEB SITE:株式会社unbot
㈱unbot Facebookページ:https://www.facebook.com/unbotinc/
㈱unbot インスタグラム:https://www.instagram.com/unbot_inc/
Twitter:中町秀慶@上海 (@hidenobuN) | Twitter
【関連】
2013年度のタオバオTmall(天猫)の一大イベント「双十一」の取引額が凄すぎる件 - SHANGHAI★BASE
天猫(Tmall)の「双十一」イベントで、3億3,000万のダイアモンドを一括買いした浙江省の女性 - SHANGHAI★BASE