中国の便利なネットサービス 〜クラウド編〜 中国版Dropbox
中国のネットサービスは日本以上にガラパゴス化してる。
それもこれも、GF(グレートファイアウォール)のせいなのだけれど。。。
まあ、その影響もあってコピパラ化(コピーパラダイス)していて、それなりに使いやすいサービスも出てきてはいるし、ちょっとイジってオリジナルなモノもある。
例えば、
Pinterest ⇒
Twitter ⇒ 微博
LINE ⇒ WeChat
のような感じ。
まあ、それはまた紹介するとして、海外では、クラウド・ストレージサービスとして、DropboxやSugarSync等の便利なサービスがある。
中国でもITリテラシーがそこそこ高い人は、これらのサービスも知ってたり使ってたり。
ただ、問題は、やっぱりGF。。。。
検閲されてるだけあって、とにかく海外サーバーへのアクセスが遅い。
ただでさえ、ネット速度が遅いのに。。。。
しかも、ストレージサービスだから、アップロードもダウンロードも時間がかかる。
誰かにファイルを送りたい時でも、重いファイルを送ろうとしたら終わり。
途中で、遮断されてやり直しなんてこともある。
そこで、これに取って代わる中国版のクラウド・ストレージサービスをご紹介。
それが、
百度雲(百度クラウド) こちら
基本は、Dropboxと同じ要領。
PC内の百度雲のフォルダにアップしておきたいファイルを入れておくと、自動で同期してくれるスタイル。
ブラウザ版の百度雲では、ファイルの共有やダウンロード、フォルダ作成等様々な機能がついてる。
◆ファイルリンクの作成も可能。
プライベートリンクを作成して、パスワードと一緒に送れば、安全にファイルの共有ができる。日本の「おくりん坊」などのファイル転送サービスを使うとアップロードもダウンロードも非常に遅かったけど、「百度雲」ならそんな悩みも解決。
ちなみに、初期の容量は、5GB。
但し、タオバオで増量45GBが40元ぐらいで売られてる。。。
使うか使わないかは本人次第。。
この「百度雲」は結構使いやすい。
多くのファイルを自動同期してるけど、今のところこれといった不満はないかな。
百度のサービスは、メインサービスの検索エンジンの精度が悪いから、あまり好きじゃないけど、「百度雲」だけは全然使えるといった印象。
ファイル転送や保存に困っている人は、一度使ってみては?
【本BLOG筆者】
株式会社unbot(アンボット)
代表取締役
中町秀慶(なかまち ひでのぶ)
東京・福岡・上海・台北・香港で、大手日系ブランドの越境EC/中国EC店舗運営や公式SNSアカウントの運営を行っている。
2016年度の㈱unbotグループで運営するEC店舗の流通額は、12億元(200億円)を突破。上海在住9年目。
BLOG:SHANGHAI★BASE
㈱unbot WEB SITE:株式会社unbot
㈱unbot Facebookページ:https://www.facebook.com/unbotinc/
㈱unbot インスタグラム:https://www.instagram.com/unbot_inc/
Twitter:中町秀慶@上海 (@hidenobuN) | Twitter
【関連】
2013年度のタオバオTmall(天猫)の一大イベント「双十一」の取引額が凄すぎる件 - SHANGHAI★BASE
天猫(Tmall)の「双十一」イベントで、3億3,000万のダイアモンドを一括買いした浙江省の女性 - SHANGHAI★BASE