【中国越境EC情報】中国ネットユーザーの1/3(35%)が越境ECを利用
【中国越境EC情報】
中国ネットユーザーの1/3(35%)が越境ECを利用
Paypalの調査会社Ipsosが11月18日に発表したデータによると、
中国ネットユーザーの35%が越境ECで商品を購入している。
去年(14年)に比べると9%と上昇している。(去年は、26%)
中国電子商務研究中心の<2014年中国越境EC調査分析レポート>によると、越境ECユーザー数は、2018年に、3,560万人になり、取引額では、1万億元(20兆円)に達すると予想されています。
※「電子商務」:中国語で、E-コマースの意味。电子商务(dianzi shangwu)
急激な成長ですね。
ちなみに、中国人はアメリカからも大量に越境ECで購入しており、実に19%が購入。
これは、調査対象国29カ国の中で第二位。第三位はイギリスで、14%。
日本の越境ECユーザーは、たった12%で、29カ国中最下位。
アメリカの越境ECユーザーも少なく、22%に留まっている。
越境ECの意識が圧倒的に高いのが、東欧諸国で、軒並み80%を超えている。
ここから推測されるのは、
越境ECの商品の流れは、
先進国 ⇒ 発展途上国
ということ。
当たり前ですけど、発展途上国の消費者が、先進国の良い商品をECで安く購入しているという時代の流れですね。
中国最大のB2Cネットショッピングモール「天猫(Tmall)」を運営するアリババの総裁ジャック・マーは、天猫内にある越境EC専門チャネルのグローバルチャネルを、今の取引額2%から40%まで引き上げると宣言しています。
それぐらい、越境ECは中国でも注目されている分野です。