1つの事象に2つの側面。
よく、「1つの事象には2つの側面がある。」といったようなことを言います。
「人間万事塞翁が馬」といった物語もありますが、一見マイナスに振れた事象も、味方によっては、「プラス」にもなり得るということです。
コップを上から見るのと、横から見るのと、下から見るのでは全く形が違うのと同じです。
盲目の人3人が、像を触った時、
1人目は、象は丸太のような動物だと言いました。
2人目は、象は壁のような動物だと言いました。
3人目は、象は棒のような動物だと言いました。
という昔話を読んだことがあります。
彼らは誰も間違ったことは言ってませんが、色んな側面から象を見れていないことだけは確かです。
会社や組織の外に放り出されてみると、日常が如何に、「問題」⇒「解決」⇒「決断」の繰り返しであるかが分かります。
放り出されるまでは全く分からなかったことですが、大小に関わらず「問題」だらけです。
「問題」に直面した時に、どう対処するかが如何に大切か身に滲みて感じます。
この対処において、「プラス」に、そして、「積極的」に第一歩を踏み出す時に、大いに役に立つ考え方こそが、「1つの事象には2つの側面がある。」という考え方です。
前向きな一歩を踏み出すおまじないのようなものですね。
自分に言聞かせつつ、次の一歩、糧にしていきます。