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SHANGHAI★BASE

Unbot Group CEOのブログ。中国の最新市場動向を上海から発信。越境EC・訪日インバウンド・WeChat・Weibo・EC(タオバオ)etc...

中国ECモール大手「京東(JD.com)」の2016年第3四半期 決算がスゴいw

 

『京東(JD.com)2016年第3四半期 業績』

 

中国ECモール市場で、アリババの天猫に次いで、第2位の京東(JD.com)が、2016年第3四半期の業績を発表しました。

 

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京東は、アメリカのナスダックに上場しているので、アメリカ会計基準(GAAP)に基づくと、

 

【2016年第3四半期(7月〜9月)】

【主要サービス(JD.com運営)の業績は順調に成長】

●売上高

607億元(1兆185億円)

前年同期比 441億元(7,399億円)38%増

 

●売上高総利益(粗利)

96億元(1,610億円)

粗利率:15.8%

 

●営業利益

8億790万元(135億5,650万円)

前年同期比 5億349万元(84億4,850万円)51%増

 

※1元=16.78円(1月11日レート参照)

 

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【京東の経常利益】

前年同期-1.796億元(30億1,368万円)の赤字に対して、今期4.010億元の黒字 

 

 

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【京東モールの経常利益率】

前年同期0.7%に対して、今期1.1%伸張 

 

 

 

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【純利益】

前年同期に対して、今期10倍以上の増加 

 

 

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【京東モール(JD.com)のGMV(取引総額)】2016年第3四半期

GMV(取引総額):1,588億元

前年同期比43%増加

※スマホ通話料チャージ等のデジタル商材を除くと、1,556億元 前年同期比47%増加

 

 

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【京東モール(JD.com)の年間アクティブユーザー数】2016年第3四半期

年間アクティブユーザー数:1億9,870万人 前年同期比57%増加

 

 

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【京東モール(JD.com)の注文数】2016年第3四半期

注文数:4億120万件 前年同期比55%増加

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【京東モール(JD.com)のモバイル端末購入比率】2016年第3四半期

モバイル端末購入比率:79.7% 前年同期比110%増加

 

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やはり相当伸びてますね、GMVも売上も利益も

 

中国版LINEのWeChatを運営するテンセント(腾讯)との資本提携で、WeChatとの連携も強化されてる上に、昨年のネットスーパー最大手の「1号店」買収で、日用品の売上も急増してます。

 

京東は、北京に本社があり、北部には強いものの、華東地区や華南地区に弱かったですが、「1号店」の買収で、これらのエリアもカバーできるようになりました。

 

更に「1号店」は元々、アメリカウォルマートの傘下だったので、ウォルマートとの連携も強化され、非常に勢いがあります。

 

打倒アリババ(天猫、タオバオ)で、強力なエコシステムをテンセントと構築していってるので、今後も更に伸びて行く事が予想されます。

 

また、京東は、そもそもAmazonを真似たようなモールで、自社物流に非常に強く、物流網の構築にも莫大な予算を投資しています。

 

Amazonのように、短期利益よりも長期での成長を重視しているため、四半期の利益はあまり参考にならないですが、GMVやアクティブユーザー数、売上が急激に伸びているのは、それなりに投資が上手くいっていると言えるかもしれません。

 

非常に楽しみです。

 

上記の業績レポート以外にも、ユーザー数やカテゴリ別のGMV状況のレポートも出ているので、また、まとめて報告しようと思います。

 

 

【参照ソース】

www.linkshop.com.cn