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Unbot Group CEOのブログ。中国の最新市場動向を上海から発信。越境EC・訪日インバウンド・WeChat・Weibo・EC(タオバオ)etc...

2015年:中国ネットショッピング取引額は3.8兆元(約64兆円)に到達(同期比36.2%)

●2015年に中国のネットショッピング取引額は、3.8兆元(約64兆円)に到達して、前年比で36.2%の高い成長を実現。

 

販売商品のカテゴリの拡充や物流、アフターサービスの充実。

更に、越境ECや農村ECといった新しいエリアの市場の開拓も進んだのも大きな影響だと思います。

 

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今でも約64兆円の取引規模があって、世界の約40%を越える取引が行われていますが、わずか3年後の2018年には、この規模が約2倍になって、7.5兆元(約127兆円)に到達する見込みです。

 

毎年20%〜30%の成長が見込まれているんだから、そうなりますね。。。

 

●2015年に初めて、B2Cの取引規模がC2Cの取引規模を越えて51.9%に到達

 

B2Cのネットショッピング市場規模は、前年比で56.6%成長し、C2Cは19.5%と大きな差がでています。

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今後もB2Cが伸び続けていき、2018年には、約7割がB2Cに移行する事が見込まれています。

 

 

●B2Cネットショッピングの各プレイヤー毎の取引規模は、

1位:天猫商城

2位:京東商城

の部分は大きく変わらず、安定の成長を続けています。

 

逆に、3位の蘇寧電器から後ろのECプラットフォームは大きな差がついていなくて、競争がかなり激化している状況です。

 

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ただ、その中でも、下記のサイトが伸び率が高いようです。

 

www.jd.com

www.suning.com

www.gome.com.cn

www.vip.com