面白い物があるいうたら、分からなくても行ってみると挑戦してみると
71歳と思えない彼のバイタリティに強烈な刺激と憧れを感じる。
元プロボクサー「グレート安藤」は、チャンピオンのパンチの強さに衝撃を受けて、独学で建築家に。
彼の頭の中に不可能なんてない。
20代の駆け出しの若者だった彼が、1965年、日本が海外渡航解禁になったその年に、ニューヨークをゴールにした世界一周に出かけた。
そこで見たあらゆる建築に刺激を受けて、感性を磨いた。
彼は言う。
「面白い物があるいうたら、分からなくても行ってみると挑戦してみると」
10階ぐらいなら、エレベーターさえ待たない究極のせっかちの彼のモットーは、スピードスピードスピードだろう。
中国の建築現場、政府からの依頼で美術館を作る計画が、突然リゾートホテルみたいにしてくれと言われたと。
えーーー!っと笑ってしまった。
それでも、ショック受けるんは、2、3分で十分。
すぐに次の結論を出さんといかん。
そんなもん、一旦持ち帰ってなんて言っとったら、世界のスピードについていかれへん
即判断、即対応、即行動
彼は、
若いもんがエレベーターなんか使っとったらいかん
スケジュールを自分で管理できんようになったら、仕事やめる
荷物を自分で持たんようになったら、海外にいかん
と言い切っている。
71歳にここまで言われて、30歳の私がなんと言えるだろうか。
そう、
即判断、即対応、即行動
とにかく、やる!
そんだけ!