中国、微博に新しい動き! 閲覧数が表示されるようになった。その意図は?
自分の新浪微博上のツイートの下部に、新しい項目が追加されました。
これまであった”转发(リツイート)”、”收藏(ブックマーク)”、”评论(コメント)”の項目以外に、"阅读(閲覧)"という項目が追加されました。
閲覧数のカウントのされ方は下記3つのようです。
- 微博ユーザーがタイムライン上でツイートを閲覧した場合
- 微博ユーザーがリツイートされたツイートを閲覧した場合
- 上記ページをリロードした場合
さて、なぜ新浪微博はこの機能の追加したのでしょうか?
新浪微博の担当者によると下記3つが大きな理由のようです。
【3つの目的】
1:ユーザーのアクティブ率の向上
ユーザー自身のつぶやきが、想像している以上に、多くの人に見られていることに気づきを与える。
つまり、自分のつぶやきの影響力を実感させることで、アクティブ率を向上させるという狙い。
自分の微博の閲覧数がフォロワー数をはるかに上回ることが多いので、驚きやすい。
驚いた時点で、新浪の狙いどおりです。
2:ユーザーに影響の強いつぶやきが何かを気づかせる
どんな内容をつぶやけば多くの人に見てもらえるかを気づかせることができるので、その基準にそって微博上に良質なコンテンツが増えやすくなる。
3:微信との差別化及び牽制
微信が公衆微信のサービスを提供していることで、企業からユーザーへのリーチ率が高くなっています。当然、最近は、企業も商用に躍起になっています。
但し、微信は、あくまでフォロワーに対してのみリーチでき、フォロワー以外へのリーチはできない。
ところが、微博であればフォロワー以外にも多くのユーザーに閲覧させることができるので、その部分を強調する狙いがあるようです。
まあ、正直、1と2に関しては、僕、個人でも効果がかなりありました。
「おおお〜!こんなに沢山見てくれてるのか!!」って思っちゃいました。w
まあ、個人的には、この数字あまり信用してませんが。。
実際は、色んなロジック(フォロワー数、キワード、フォロー数、過去の転載数等)を基に算出してるのかもしれませんし、少し水増しされてるようにも感じます。
(嫌ですね。。。こうやってあまり情報を信用できない環境は。。。(泣))
ただ、多くのユーザーは、何かしらのモチベーションになっているでしょうし、きっとアクティブ率やコンテンツの質という面では一定の成果がありそうですね。
ちなみに、Tencent微博も、実は、12年9月25日に閲覧数を測れる機能を追加しているんですけど、新浪微博と見比べる限り、新浪微博のほうが相対的に閲覧数が多いようです。
とはいえ、閲覧の測り方が一定でない以上比較しずらいのだが。
あとは、偽物のフォロワーが多くなって、フォロワー数が紅人(アルファブロガー)の基準にならなくなってきているので、フォロワー数ではなく、閲覧数を基に紅人の人気度を計る方法もありますね。
紅人に協力してもらって、キャプチャーとか思ってもらわないといけませんけど。。。