日本のスタートアップとアメリカのスタートアップ
創業にあたって、VC関係者や税務・会計士さん、経営者の方など、様々な方にお会いさせて頂き、
また、お力添え頂きました。
そんな中でお話を伺い、情報収集する中で感じたことは、
日本とアメリカ・中国のスタートアップ環境の違い。
「評価方法」
■日本 減点評価 (ここが悪い、あそこはこうだ、これは難しい)
■アメリカ・中国 加点評価 (ここはこうしたら良いのでは?ここが良いね)
「資金調達」
■日本 シード投資非常に後ろ向き、少ない 投資額が小さい 審査に時間がかかる
■アメリカ・中国 シード投資に非常に前向き、多い 投資額が大きい 審査⇒担当者に裁量=早い
「メンター」
■日本 リソースや情報を共有できる環境が少ない(勿論あります)
■アメリカ・中国 経験者が次世代を育てる環境が多い
「考え方」
■日本 固定観念的 AならB (この業界は、こうじゃないとダメ) 合理性不足
■アメリカ・中国 自由 AならB、C、Dも面白い 合理的
これは、あくまでスタートアップという立場で、且つ、主観的な意見かもしれませんが、
これらの特徴を感じました。
私の周りでは比較的少数でしたが、「評価方法」や「考え方」の部分は、
感じるところが多かったです。
修正すべき点やアドバイスを頂くのは非常に有難いことで、素晴らしいこと、感謝すべきことだと私も思います。
貴重な意見であり、そこから気付かされたことも多かったです。
ただ、中には評論家になってしまう方々がいらっしゃったのも事実です。
減点はしても、改善は考えず。。という具合です。
最近では、サムライインキュベーションさんやThink Act Foundationさんといったスタートアップを支援する団体・企業も出てきているので、素晴らしいことだと思いますが。
やってみよう、挑戦してみよう!という機運。
やってみなよ、挑戦してみなよ!という雰囲気・環境。
こういった肌で感じる部分は、まだまだ日本とアメリカ・中国で違う部分だと感じます。
そして、何より残念に思います。
是非、サムライインキュベーションさんやThink Act Foundationさんには、これからの日本を担うような企業が誕生しやすい環境をドンドン作っていってもらえればと思います。非常に意義のあることだと感じます。上海より応援しております!!
また、私の場合は、幸いにも、人に恵まれ、そういった素晴らしい雰囲気の中で立ち上げさせて頂けており、皆さんには心から感謝しております。
この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます。