【ダブルイレブン速報】2015年:中国天猫(Tmall)のダブルイレブン(双十一) 流通総額が、9時間52分で500億元(約1兆円)を突破!!
【ダブルイレブン速報】
2015年:
中国天猫(Tmall)のダブルイレブン(双十一) 流通総額が、
9時間52分で500億元(約1兆円)を突破!!
去年の流通総額が、571億元(約1兆1,420億円)だったので、12時間も経たずに、去年の記録を更新しそうですね。
去年のダブルイレブン情報はこちら↓
【ダブルイレブン速報】2015年:中国天猫(Tmall)のダブルイレブン(双十一) 7時間45分でアメリカの感謝祭を超える!!
【ダブルイレブン速報】
2015年:
中国天猫(Tmall)のダブルイレブン(双十一)
7時間45分でアメリカの感謝祭を超える!!
7時間45分の流通総額:417億元(約8,340億円)
これは、さすがにズバ抜けてますね。
日本の比じゃないです。
楽天で1年間の流通総額が、1兆3000億円ぐらい
Yahoo!ショッピングの1年間の流通総額が、4,000億円ぐらい
7時間ちょっとでYahoo!ショッピングの2年分以上の流通額。
そりゃアリババ(天猫&タオバオの運営会社)のジャック・マーCEOが、Yahoo!ショッピングの流通総額が4,000億円と聞いた時に、
ジャック・マーCEO
「4,000億円の流通額というのは、1日?一週間?」
と聞いてしまったらしいですが、
アリババの流通額からしたら、本当にそれぐらいの規模ですね・・・泣
【ダブルイレブン速報】2015年:中国天猫(Tmall)のダブルイレブン(双十一)は、なんと33分で200億元(約4,000億円)を突破!!
【ダブルイレブン速報】
2015年:
中国天猫(Tmall)のダブルイレブン(双十一)は、
なんと33分で200億元(約4,000億円)を突破!!
更に、その内の74%がスマホ経由です!!
やはり、予想通りになりました。
去年同様、カートに入れたお目当ての商品を、午前0時と同時に猛烈な勢いでクリックしまくりましたね・・・笑
それでも、私の友人の多くは、アクセスが流れずに、購入がなかなかできなかったみたいです。
ここからどんな記録を作るか楽しみです!!
2015 中国最大のB2Cネットショッピングモール天猫(Tmall) 年に一度の双十一(W11)が始まるよ〜
中国最大のB2Cネットショッピングモール天猫(Tmall)
年に一度、11月11日の独身の日に行われる双十一(W11)キャンペーンが、後30分で始まろうとしてます。
2014年(去年)は、
571億元(約1兆563億円)!!
の取引が24時間で発生しました。
そのうちの、約43%がスマホ経由の購入でした。
今年は、去年に比べて、恐らくスマホ経由が急増しているはずです。
どこまで伸びるのか興味深いですね。
恐らく60%は越えてくるんじゃないかと思ってます。
ちなみに、今年のダブルイレブン(双十一)の特徴は、
ズバリ!!
前狩りです!!!
今年は、去年にも増して、天猫以外のモールも必死でダブルイレブンのキャンペーンを実施していることもあり、各店舗11月11日前に如何に、消費者を囲い込むかの施策をうちまくってます!!
例えば、
①事前に手付金を払うと、割引が更に増す!!
②事前にカートに入れておくと、割引が更に増す!!
等々
こういった、事前にアクションすると、お得ですよ!!といった施策がもの凄く多い!!
あと、ダブルイレブンの特徴で、11月11日の当日午前0時と同時に、スマホからの購入が90%以上を占めます。
そこから、昼間になるに連れて、PCからの購入がドンドン増えていきます。
これは、数量限定の大型割引商品が非常に多いため、事前にカートに入れておいて、最初の1時間でお目当ての商品をスマホで一気に決済して、買い占めてしまうためです。
スマホで決済のほうがサクサクいけちゃうんですね〜☆
結局、昼間はまた比較検討の時間に入って、夜になると購入がまた加速します。
今年はどんな記録が生まれるのか楽しみですね!!
さてさて、こんなことしてられない、今は忙殺中なんで、ではでは。
未来世紀ジパング “中国異変”反日中国でなぜ?知られざる日本ブーム 糖猴子网络科技の出演
アマゾンAmazon vs アリババ(淘宝、Tmall、アリペイ)
Amazonは、日本を含む主要国で圧倒的なECプラットフォームとしての地位を築いているのは、周知のこと。
AmazonのシェアがTOPの主要10カ国では、スペイン(10位)を除く9カ国でネットユーザーの半数(50%)以上が毎月Amazonを訪れている。
ところは、中国ではAmazonの知名度は非常に低く、アリババグループの運営する
C2CのECプラットフォーム「タオバオ」
B2CのECプラットフォーム「Tmall(天猫)」
決済プラットフォーム「アリペイ」
が圧倒的なシェアを占めてる。
中国において、毎月アクセスするネットユーザーの割合は、
タオバオ 74%
Tmall(天猫) 70%
アリペイ 66%
にものぼっている。
中国の2015年6月時点でのネットユーザー数が6億6,800万人であることを考えると、
タオバオ 4億9,432万人
Tmall(天猫) 4億6,760万人
アリペイ 4億4,088万人
となる。凄まじい数・・・笑
ネットユーザー数6億6,800万人でも、まだ50%に達してない・・
それでも、ネットユーザーだけでアメリカの人口の2倍がいる国。
ネットユーザー数の増加は鈍化したとはいえ、それでも、前年比で約3,800万人増加してる。
このままネットユーザー数が人口の70%程度まで上昇すれば、更に約3億人のアリババユーザーが増加することになる。
中国経済の鈍化が懸念されても、アリババはまだまだ伸びそうですね。
中国人は大事な時に、吉日を選ぶ傾向が異常に強い
中国全土の25,000名に吉日に関するアンケートを実施
85%の広東人が吉日を選ぶ習慣があり、71%の80年代生まれ、90年代生まれの若者は結婚や引っ越し等の人生の重要な日には吉日を選んでいる。
しかも、お金があればある程、吉日を重視する傾向があり、ビジネスを始める日も吉日を選ぶようです。
男女の比較では、
男性:女性=63.1%:36.9%
の割合で吉日を選び、男性のほうが圧倒的に日の吉凶を選ぶようです。
学歴の高低は、大した違いはないようです。
日の吉凶は、収入が高い層が明らかに、日の吉凶を選ぶようです。
年収10万元(約200万円)以上の層が、全体の約80%を占めています。
特に、事業家は吉日を信じているようで、ホワイトカラーの8.7%の5倍以上にあたる47.3%が大事な日に吉凶を占っています。
エリア別では、収入とも関連の高い沿岸部の発達したエリアの割合が高いものの、その中でも南部の広東省が圧倒的に伝統的な傾向を強く残しているようです。
確かに、香港なんかも風水に基づいて、マンションやビルを建てたり、部屋の内装を考えたりするという話はよく聞きます。
上海でも、香港系のデベロッパーが建てたビルでは、真ん中に大きな穴があいているのをみかけます。
龍の通り道と言うらしいですが。
出産に関しては、58.7%が信じているようです。
中国で感じるのは、初めて会った人からよく「何の星座ですか?」とか誕生日はいつですかと聞かれます。
これは、中国では20代の若者でも星座を非常によく信じていて、星座でその人との相性を会った瞬間に決めてしまう人も結構います。
僕の感覚値では、大体3割ぐらいの人には、会ったその日に星座を聞かれるイメージです。
結構多いですよね・・・
以前、友人で、「私は、魚座の人としか付き合わない。」って言ってる人もいたぐらいです。
中国では、ビジネスであっても、まずはその人を知る所から入る事が多いですし、合理的な損得よりも、誰とビジネスをするかを考える人が圧倒的に多いので、こういった中華式の習慣について理解しておくのは、非常に重要な要素かもしれません。
とはいえ、日本でも中国とほぼほぼ同じような傾向があると思います。
中国は、かなり極端ですが。w
【中国主要ネット企業情報】新浪微博2015年Q2:売上1.078億ドル 前年同期比39%増
新浪微博2015年Q2:売上1.078億ドル 前年同期比39%増
最近では、微信(WeChat)の圧倒的な人気のせいで、微博の人気はなくなってきたんじゃない?
っていう話もよく聞くようになってきたけど、コレを見る限りなかなか好調みたいね。
新浪微博(ウェイボー)のQ2
売上:1.078億ドル 同期比39%
営業利益:420万ドル 前年同期1,550万ドルの赤字
2015年6月のアクティブユーザー数(MAU) 2.12億人 同期比36%増
6月のモバイルMAUは、MAUに占める85%。
6月の日別アクティブユーザー数(DAU)は9,300万人 同期比34%
ウェイボーCEO王高飛は、「ウェイボーのMAUは順調に伸びていて、6月には2.12億人に到達。一級都市以外へとユーザーを拡大していて、テレビや映画業界との関係も良好だ。」と述べてる
また、「ウェイボーのソーシャル広告の認知度も向上していて、特に、中小企業を中心に、ウェイボーの広告売上は前年同期比163%の増加、顧客数は、44.3万アカウントに達した」と。
6月時点でのウェイボーの現金は、3.37億ドル
売上:1.078億ドル 同期比39%
広告収入は、8,786万ドル 前年同期比47%増
販管費は、3,368万ドル 前年同期比71%増
粗利は、7,412万ドル 粗利率68.8%
確かに、微信(WeChat)の人気で、ウェイボーの利用時間は相対的に減ったかもしれないけど、それでも、他のメディアに比べれば圧倒的にアクティブユーザーが多いプラットフォームということ。
それに、王CEOが言う通り、今後消費の拡大が期待される2級、3級都市を中心に、ユーザー数は順調に増え続けてる。
以前は、友人も知人も芸能人も有名人も知らない人もみーんなウェイボーで繋がってたのが、身近な人とのコミュニケーション、情報収集は微信(WeChat)に移った。
とはいえ、公開している公の情報については、やっぱりウェイボーのほうが情報を収集しやすいのが現状。
用途が変わっていってるってことだろうね。
今後も当分は、影響力を持ったプラットフォームであることに変わりないと思う
まあ、当分は。
日本企業が海外で成功できなくなっている理由
私は、上海でマーケティング(デジタル中心)に携わらせてもらうようになってから、今年で7年目になります。
2009年〜ずっと上海で、中国に進出している、または、進出しようとしている日本企業を見て来ましたが、多くの企業が同じような問題・リスクを抱えていることに気づきました。
その問題点について、アメリカのシリコンバレーで26年に渡って製造業に携わって来た遠藤さんという方が、分かり易くインタビューで答えてくれていました。
やはり日本企業は、中国だけでなくアメリカでも同じ失敗をしていたんだなと深く納得してしまいました。
遠藤さんは日本の十八番である家電製品(携帯電話、パソコン、テレビ等)における大失敗を引き合いに出して、このように述べています。
日本メーカーは技術オリエンテッドで、3D出したら売れるんじゃないか、薄くしたら壁にかけられるんじゃないか、と馬鹿げたことをやっています。日本メーカーは、50インチのテレビが10万円をきっているころに、3Dメガネを150ドルで売っていました。眼鏡を家族の人数分買うだけでテレビの半分以上の値段がしたわけです。誰も買う訳がありません。韓国メーカーは、テレビに最初から3Dメガネを4つつけていました。
日本の企業は差別化も何もなくて、一社がやるとみんな同じことをやります。薄くすれば売れるんじゃないかと考えて、ものすごい研究開発費をかけてテレビの厚さを3センチから2センチにしました。そしてできました、となっても、結局売れません。需要がないから売れるわけないんです。韓国メーカーは最初からやってません。1センチ薄くなったところで売れないってわかってますから。ダメになるべくしてダメになったと言えます。
こうして、パソコン、携帯電話、テレビという順に日本のメーカーは玉砕してきました。
つまり、「日本企業は技術オリエンテッドで、市場のニーズではなく、技術的に優れていることを優先させる傾向が強く、ダメになるべくしてダメになった」と言ってるんです。
更に、彼はこうも言っています。
日本の中小企業を盛り上げようというプロジェクトを5年くらい前からやっていますが、最近は半分絶望しています。結局みんな井の中の蛙です。ものづくりだ、匠の技だ、といいますが、だから何だって思います。
これは私のポリシーですが、「売れてなんぼ」でしょう。昔は大手からの仕事があったから、頼まれて作っていました。だけどそれで世界に挑戦できるかというとできません。
下請けという体質だったので、セールスもマーケティングもいません。中小町工場も、2代目3代目と世代が変わって、もうちょっとできるかな、とおもっていましたが、親が景気よかったものですから、すごく甘やかされています。
いわゆる「匠の技術」というのがいかにだめかということを理解した上で、どうするべきかを考えることが大事でしょう。iPhoneの表面加工も過去の話です。本当にそれで儲かっているでしょうか?しかもそれは、氷山の一角です。日本の90%以上が中小企業ですから、氷山の一角がフォーカスされても意味がない。
日本の(特に)中小企業は、「下請け体質が強く、マーケティングやセールスの感覚がないから、売れる物を作るのではなく、言われたものを如何にうまく作るかにばかりフォーカス」していて、今の時代では生き残りにくいと言っています。
この感覚には、私自身ももの凄く共感します。
日本企業の多くは、「職人気質」が強く、これは「こだわりの●●で〜」とか、「ここのところが今迄のとは違って●●〜」とか、職人レベルでしか分からないような変化や進化を強調することが多い。
つまり、ほとんどがエゴです。
良いモノを作れば売れる。この分野に一番詳しい自分が言うんだから、これは良いものなんだと。
良いモノとは、生産者が決めるのではなく、市場(消費者)が決めるんです。
こういった感覚が極端に低い日本企業が異常なまでに多い。
だから、日本では上手くいった日本企業でも、市場(消費者)が違うアメリカや中国では受け入れられないことが多くあります。
普通に考えれば当たり前ですが、その事すら気づかない企業が多いのが現実です。
中国に至っては、きっとアメリカよりもその傾向は強くあります。
なぜなら、日本は中国よりも進んでいる(発展している)と思い込んでおり、日本で売れてるものなら中国でも憧れと共に売れるだろうと勘違いしてしまうからです。
実際に、中国で消費者向けのサービス・商品で大人気の日本企業の商品はほとんどありません。
日本ではよく日本商品の人気ばかりが報道されていますが、それは本当に一部の大手の商品だけです。
大手の商品の中でも成功している商品は本当に数少ないのが現実です。
その原因の多くが、上述の理由からくる「ローカライズの失敗」にあります。
こういった世界における市場の変化・ニーズの変化に真剣に耳を傾けなければ、日本企業は今後大変なことになると思います。
私が一番危機感を持つべきだと思っているのが、遠藤さん同様に「自動車産業」です。
――遠藤さんが次に危ないと感じる産業はありますか?
それで次に懸念しているのがやはり「自動車」です。日本の中小町工場の人向けに講演をすることがありますが、みんな井の中の蛙です。
自動車では、すでにヒュンダイなどが、こっちの市場を席巻しています。
さらにいま、テスラが出てきたことによって、自動車業界が変わりつつあります。世の中の産業の中で、自動車は最後の牙城です。なぜなら「ガソリンで動く車」という状況が50年以上変わってきませんでしたから。しかし、そこにテスラがでてきてバッテリーとモーターでいいものをつくったら勝ち、という世界を作りつつある。さらにコンピュータがくっついてコネクティッドカーになっていく。
そうなると日本はヤバい。日本には車を支える莫大なインフラが残ってて、それらが全滅になってしまう。バッテリーとモーターの自動車になったら誰でも参入できるようになりますから。
サムスンもLGも車への参入を狙っています。サムスンのR&Dセンターがここにあり、1500人を現地採用してます。こっちのエンジニアは一人あたり年1000万円ですから、一体いくら投資してるんだよっていう感じですよね。そして自動車の研究にも多くの人材を振り向けています。NVIDIAなども、車にフォーカスしはじめています。だれでも参入できる環境になっているのに、日本の企業はまだ、既存市場の占有率にあぐらをかいているように思えますね。
私も上述の遠藤さんとほぼ同じ意見です。
今はTOYOTAが過去最高益を更新していますが、いつまで続くか全く分かりません。
産業構造自体が大変革を起こす可能性が十分あります。
テスラの登場によって、自動車の未来は、水素自動車ではなく電気自動車がスタンダードになる可能性が高いと思いますし、そうなれば、おもちゃ屋さんでも自動車を作れるようになってしまう。
TOYOTAはそれを防ぐために水素自動車を推進しようとしていますが、世界の流れはそっちを向いていない。
更に、Googleが5年以内に全自動車を完成させるはずです。
そうなれば、車は、パソコン同様にOSの時代に移っていく。
つまり、パソコンの時のようにハードが強い日本企業ではなく、ソフトが強いAppleやGoogle、Microsoftのようなアメリカ企業に時代が流れてしまう。
日本は、近年ソフトのパワーが弱く、世界においてはアメリカが圧倒的なソフトのパワーを持っていると思います。
このままでは、日本の基幹産業である自動車の未来が危うい。
自動車は日本においても産業の裾野が広いですから、ここが倒れると日本全体に想像を絶する影響があるでしょう。
日本企業は、今後、更に、市場が縮小し続ける国内ではなく、世界で戦わなくてはいけない。
その時、今のままの「職人気質」「匠の技」に頼ってばかりでは、戦えない。
そろそろ中国や韓国ばかりバカにしてないで、考え方を変えなければいけない。
日本は既に世界第二位の経済大国ですらない。
ここからは当分その地位を下げ続けることになるんです。
本当の意味で、危機感をもって世界に目を向けなければ、これからも日本企業は世界で成功できなくなっていってしまうと思います。
2015年の訪日中国人銀聯カード消費額 前年比350%増
2015年の訪日中国人銀聯カード消費額が、
31.2億元(約600億円)
に達し、前年比350%増になった。
一回の買い物当りの平均消費額は、約36,000円(約1,870元)。
中国は、世界第二位の旅行輸出国となっていて、その旅行者の増加に従って、決済手法の主流である銀聯の消費額は年々急拡大してる。
銀聯カードは、既に150カ国・地域の2600万店舗で利用可能で、180万のATMでも利用できる。
銀聯カードは、世界最大のカード発行数、世界第二位の取引額を誇るカード組織で、2014年には41.1万億元の取引規模、前年同期比27.3%増の規模迄急拡大してる。
中国における中産階級のホワイトカラーが一般的に海外に行くようになったのが、ここ数年の話と考えると、今後、更に急速に海外旅行者は増加すると思う。
その中でも、アメリカを抑えて、海外で行きたい国1位を獲得した日本への旅行者は、増え続けると思う。
【2014年の国別訪日旅行者】
1位:台湾 283万人 28%増加
2位:韓国 276万人 12%増加
3位:中国 241万人 84%増加
4位:香港 93万人 24%増加
※中華圏合計 617万人 45%増加
今後も増加し続けることが見込まれる訪日中華圏の人々へのアプローチは年々重要さを増す施策になる。
当然、この時代の流れに乗り遅れた企業は、中国でも知名度を上げれずに中国市場への戦略において、将来的にも出遅れる可能性が高い。
初期の訪日中国人は、中国市場において日系商品が最初にターゲットにしやすいコアなターゲット層である場合が多いから、そこに対してライバルに差をつけられたら、取り返すのは難しい。
中国市場は日本のような成熟市場じゃないし、当然、スピードが命。
そんな中国市場で、まずは訪日中国人を捕まえようと考えた時のポイントは、こちら
中国人が日本で爆買いする商品はどうやって選んでる?ポイントは?
【外国人観光客の増加】
年間の訪日中国人客は前年比83.3%増の240万9200人となり、過去最高を大きく上回る。
訪日外国人旅行消費の総額も、過去最高の2兆305億円(前年比43.3%増)に上り、1人あたり訪日外国人旅行消費額は、過去最高の15万1374円に達した。
国・地域別では、特に中国が対前年比2倍を超える約5600億円となり、総額の4分の1を超える額を占めた。
【中国人観光客の爆買い】
2015年、訪日中国人の春節期間(10日間)の旅行者数は45万人
消費額は約60億元(約1,140億円)に上る。
また、今回は中国人が日本に押し寄せて大量に買い物するいわゆる「爆買い」現象が、日本や中国のメディアで高い注目を集めた。
【2015年春節】
訪日中国人:約45万人
消費額:約1,140億円
一人当たりの消費額:約26万円
訪日中国人は旅行中の数日の間に、これだけの買い物をしているけど、勿論、日本に行ってから選んでいるわけじゃない。
当然、ほとんどの訪日中国人が、指名買いしてる。
つまり、「お買い物リスト」を持って行ってる。
なぜか?
①購入点数が非常に多い
※友達に頼まれたり、お土産等
②時間がない
※旅行中の数日しかない。ツアーに至ってはルート迄決まって、買う場所まで限られている。
じゃあ、このお買い物リスト、どういった情報ソースを基に決めてるのか?
【中国の信頼度が高い情報ソースランキング】参照元:Nielsen
中国では、伝統メディアやネット広告等の情報を基に、買い物をした一般消費者の悲惨な問題が多く知られているから、そういった情報ソースへの信頼度が圧倒的に低い。
そういう社会だからこそ、「知り合いのオススメ」や「みんなのオススメ」、「公式なサイト」、「専門家のオススメ」等の情報ソースへの信頼度が高い。
逆に、そういった情報しか信用できないとも言える。(悲しい社会だけど・・・)
つまり、訪日前に如何に商品に関する信頼できる口コミを醸成できるかが一番のポイントになってくる。
アテンション獲得のためのバナー広告やテレビ広告だけでは、信頼を獲得して、訪日中国人のお買い物リストに商品を載せることはできない。
目的と手段を履き違えている行政
最近では、テクノロジーの発達とそれに伴うインフラの整備・充実によって、アメリカでも起業がドンドン身近になっていって、スタートアップが雨後の筍のように生まれている。
勿論、日本においても同様の傾向は加速してる。
また、それを支援するような政府の政策も充実し始めて、国を挙げて、やれ小規模事業者持続化補助金だの、創業者補助金だの、モノ造り補助金だのとやってるみたい。
でも、本当にそれって、「中小企業を支援する」という目的を達成するために役立っているのか?
勿論、色んな助成金が存在する以上、一概に全ての助成金における目的が同じだとはいえない。
それでも、根本的には事業や業績が安定している企業ではなく、これから立ち上げようとしているような、中小零細企業を支援することが大きな目的の1つであるはず。
僕の経営者友達の中にも若くしてスタートアップを立ち上げて日本を良くしよう、世界を良くしようと夢を持って走っている友人が何人もいる。
そういう彼らが実際に助成金に申請してみると、とにかく「ガッカリする」らしい。
彼らは、事業を立ち上げて軌道に乗せるために必死で、没頭している。
そんな中で、少しでも役に立ちそうであれば助成金にも申請して試してみる。
でも、あまりのヒドさにガッカリする。
なぜか?
・少ない
・遅い
・面倒
特に、「遅い」「面倒」なんて致命的だ・・・
起業する、事業を立ち上げるということは、「今までにないもの」「時代の先端を行くもの」「市場で差別化できるもの」を作るということが大半。
このめまぐるしく変化する世界において、商機なんて一瞬だ。
まして、スタートアップなんて「ない」もの尽くし。
・お金もない
・時間もない
・人手もない
・コネもない
・ノウハウもない
こういう人たち向けの助成金でありながら、
・お金も少ない
・時間もかかる
・手間もかかる
・やり方が分かりにくい
ってどういうことだろう。
中には、助成金をもらえるわけじゃなくて、法人税から控除されるなんていうフザケたものまで存在する。
なんのための助成金なのか。。。
勿論、「不正の防止」とか「報告・記録」とか、色んな理由は考えられる。
でも、そんなことはどうでもいい。
それをなんとかして、対象企業を支援する、本当の意味で役に立つ助成金を出すための方法を考えるのが行政の仕事だ。
ただ、ルールを作って、作業的に審査をして、リスクばかりヘッジして、安全に助成金を出す。
そんなお役所仕事によってバラまかれようとしている助成金にどれほどの有用性があるのか本当に疑問。
うちの会社では、今のところこういった助成金に申請する予定はないけど、こういった状況が改善されて、本当の意味で官民一体となって日本の産業を底上げしていけるような仕組みが整っていったらいいなーと思う。
【読書感想】スティーブ・ジョブズを読んでみて
中国の旧正月の連休を利用して、バンコクとチャーン島(象島)でリラックスしつつ、書籍:スティーブ・ジョブズの上下巻を読んでみた。
- 作者: ウォルター・アイザックソン,井口耕二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: ハードカバー
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中国の省別GDPランキング 2014年
2014年 中国の省区市別GDPランキング
広東省は、人口が最も多いエリアで、1億人以上、日本並みの人口がいる沿岸地域だから、1位になるのは不思議じゃない。
江蘇省や浙江省も人口が多い上に上海周辺エリアだから、理解できる。
意外だったのは山東省。
確かに青島市という省都があるし、ある程度発達したエリアなのは分かるけど、3位に入る程とは思わなかった。
個人的には、海がそこそこ綺麗で港町だし、すごい好きな雰囲気の場所。
上海や北京より綺麗だしな〜
あとは、天津、重慶辺りが10%以上の成長率となかなか調子が良い様子。
気になるのは、上海が7%と他地域に比べてもかなり鈍化してること。
上海に住んで6年目だけど、正直あんまり景気の悪さや鈍化を感じない。
感じるとしたら、不動産系で売りたいマンションが売れなくなったとかそういう話はちょいちょい聞くぐらいかも。
ファンドからの投資を受けて事業立ち上げたり、買収の話も聞いたりするから、金あまり状態ではあるのかもしれないけど・・
ただの実感値だけど。