【中国主要ネット企業情報】新浪微博2015年Q2:売上1.078億ドル 前年同期比39%増
新浪微博2015年Q2:売上1.078億ドル 前年同期比39%増
最近では、微信(WeChat)の圧倒的な人気のせいで、微博の人気はなくなってきたんじゃない?
っていう話もよく聞くようになってきたけど、コレを見る限りなかなか好調みたいね。
新浪微博(ウェイボー)のQ2
売上:1.078億ドル 同期比39%
営業利益:420万ドル 前年同期1,550万ドルの赤字
2015年6月のアクティブユーザー数(MAU) 2.12億人 同期比36%増
6月のモバイルMAUは、MAUに占める85%。
6月の日別アクティブユーザー数(DAU)は9,300万人 同期比34%
ウェイボーCEO王高飛は、「ウェイボーのMAUは順調に伸びていて、6月には2.12億人に到達。一級都市以外へとユーザーを拡大していて、テレビや映画業界との関係も良好だ。」と述べてる
また、「ウェイボーのソーシャル広告の認知度も向上していて、特に、中小企業を中心に、ウェイボーの広告売上は前年同期比163%の増加、顧客数は、44.3万アカウントに達した」と。
6月時点でのウェイボーの現金は、3.37億ドル
売上:1.078億ドル 同期比39%
広告収入は、8,786万ドル 前年同期比47%増
販管費は、3,368万ドル 前年同期比71%増
粗利は、7,412万ドル 粗利率68.8%
確かに、微信(WeChat)の人気で、ウェイボーの利用時間は相対的に減ったかもしれないけど、それでも、他のメディアに比べれば圧倒的にアクティブユーザーが多いプラットフォームということ。
それに、王CEOが言う通り、今後消費の拡大が期待される2級、3級都市を中心に、ユーザー数は順調に増え続けてる。
以前は、友人も知人も芸能人も有名人も知らない人もみーんなウェイボーで繋がってたのが、身近な人とのコミュニケーション、情報収集は微信(WeChat)に移った。
とはいえ、公開している公の情報については、やっぱりウェイボーのほうが情報を収集しやすいのが現状。
用途が変わっていってるってことだろうね。
今後も当分は、影響力を持ったプラットフォームであることに変わりないと思う
まあ、当分は。