逆算の考え方
多くの事は、「逆算の考え方」をしたほうが合理的で、且つ、成果を出しやすいと思います。
例えば、「目標や夢の達成」
それは、ダイエットでも売上目標でも勉強でも良いかもしれません。
「夢に◎付を」という本でも推奨されてますが、目標や夢から逆算して日々の行動を決めるという方法ですね。
受験勉強やダイエット等あらゆるところで、皆さんも経験しているかと思います。
ただ、大きな人生の目標や夢となると、変数が多くなるからでしょうか、あまりしっかりとした「逆算の考え方」を実行している人が少ないように思います。
その他にも、例えば、「市場から商品を決める」というのも基本的なマーケティングの考え方ですが、これも「逆算の考え方」といえるかもしれません。
これも当たり前でありながら、できていない企業が非常に多い。日系企業においては特にそうかもしれません。
また、日系企業という軸でいくなら、「市場の適正価格から商品コストを決める」ということもできていない企業が非常に多い。
コストがこれだけかかるのだから、適正な利益をのせるとこの価格で販売するのが妥当だ。
といった具合です。
※ちなみに、ご存知の通り欧米の優良企業は市場の適正価格に合わせて、価格を決定し、その価格に合わせて、コストを決めれる様に努力します。勿論、日系企業でもそういった企業は多くありますが。
どうも積上げ式の考え方が多いのではないでしょうか。
このままいけば、こうなる。
これが作れるから、こうする。
これだけ費用がかかるから、この価格で売る。
人間はそもそもが弱く、怠惰な生き物です。
現在の延長線上に成長はありません。
10Mの高さまで突然ジャンプはできませんが、10Mの高さに続く階段を作ってあげれば、なんのことはありません。
1段ずつ登っていくことに専念すれば良い。
最近、特に、大事にしている考え方です。
自戒も込めて。