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Unbot Group CEOのブログ。中国の最新市場動向を上海から発信。越境EC・訪日インバウンド・WeChat・Weibo・EC(タオバオ)etc...

中国における2大ソーシャルメディア 微信(WeChat)と微博(ウェイボー) 大きな違い 

中国において、ユーザー数が3億人を超える2大ソーシャルメディアと言えば、微信(WeChat)と微博(ウェイボー)ですね。

 

では、微信(WeChat)と微博(ウェイボー)はどんな特徴の違いがあるんでしょうか?

 

下記は項目毎に見る微信(WeChat)と微博(ウェイボー)の違いです。

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 上記表の中でも、「特徴」と「影響範囲」が、其々のプラットフォーム活用のポイントです。

 

■関係性

 

微博は、趣向を軸として繋がっており、関係性は比較的弱い代わりに、広く繋がっています。

 

つまり、【広く浅く】

 

微信は、人の繋がりに依るところが多く、関係性が強い代わりに、狭く繋がっています。

 

つまり、【狭く深く】

 

 

■影響範囲

 

微博=社会的な影響力

微博は、広く繋がっている分、社会的な影響力も強く、中国政府が反政府的な発信を規制するよう新浪に要請するほど、世論が集まりやすいプラットフォームです。

 

 

微信=コミュニティー内影響力

微信は、基本、携帯電話の番号を基に繋がっているコミュニティー内コミュニケーションを前提としたアプリであるため、影響範囲が狭い反面、コミュニティー内での影響力が強いプラットフォームです。

 

 

 

これらの特徴を加味した上で、中国において特に重要とされているソーシャルメディアの活用方法を確立することが重要です。

 

 

微博は、既に中国のWebマーケティングについて長く注目されてきているので、活用している企業も多いでしょう。

 

 

ただ、微信はスマホの急激な成長に合わせて成長した新興巨大メディア。

 

しかも、そのユーザーの用途(コミュニティー内コミュニケーション)から、有効なマーケティング活用ができていない企業が圧倒的に多いのが現状です。

 

 

ということは、、、

 

 

微博が急激に成長した初期の段階同様、今だからこそ有効に活用することが重要だということです。

 

 

今だからこそ、費用対効果を高めることができると言えます。

 

 

当たり前ですが、どこかの事例に従って活用を検討していては、先行者利益は決して得られません。

 

 

さて、では微信はどう活用するのが正解なのでしょうか?

 

 

正解は、、、

 

 

ありません。

 

 

なぜなら、誰も圧倒的な成功事例を出していないからです。

 

 

正解はこれから作られます。

 

 

では、どうするか。

 

 

まずは、微信の特性を踏まえた上で、様々な活用を試してみることが重要です。

 

 

そこで、次回は微信の特徴をもう少し掘り下げて見てみましょう。

 

 

■次回のトピック

「定期購読機能」

「2次的アプローチ」

「音声発信」

QRコード

「自動返信機能」

 

 

 

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