中国微薄の活用は中国ECサイトのマーケティングに有効なのか?
中国のEコマース市場の伸びが著しいのは、皆さんご存知かと思います。
そんな中、中国のEコーマス市場に参入している、または、しようとしている方も多いのではないでしょうか。
そこで、
中国でECサイトを展開するにあたって、流行りの微薄は有効なのか?
という誰もが持ち得るこの問いについて、参考になるデータが出ていたのでシェア致します。
【2012年中国微薄(ウェイボー)ブルーシート】で、中国の微薄市場のいくつかの発展可能性が指摘されていました。※2012年9月DCCI発表
その中でも、微薄プラットフォームとEコーマスの融合が最も有望な将来像として紹介さています。
調査によると、
微薄からEコマースへのユーザー流入効果は非常に顕著で、微薄ユーザーの半数以上が微薄上のショッピング情報から各ECサイトへと流入し、商品理解をしているとこと。
また、50%近いユーザーが主体的に微薄上のEC商品情報のリンクや画像をクリックしている。
また同時に報告書によると、8割以上の微薄ユーザーが企業公式微薄をフォローしており、フォロー数は平均で7.96にも達する。
更に、
商品ブランドの公式微薄をフォローしているユーザーはEC情報にかなりアクティブで、60.74%のユーザーがECサイトに流入して、サイト理解を行なっている。
且つ、直接微薄上の商品情報をクリックしているユーザーも6割近くに達している。
56.16%のユーザーは関連商品・ブランドを探し、公式サイトへ流入している。
【企業公式微薄をフォローしているユーザー】
が、【なぜフォローしているか?】をみてみると、
①割引情報 54.01%
②ブランド最新情報 53.31%
③商品情報 47.77%
④業界情報・キャンペーン情報 46.79%
⑤企業・ブランドキャンペーン情報 42.83%
となっている。
つまり、フォローする目的は、主に割引情報。次に、商品・ブランド情報といえる。
【中国微薄ユーザー情報】
19歳以上のユーザー割合 88.81%
総微薄ユーザー数 3.27億人
新浪微薄ユーザー割合 87.67%
腾讯(QQ)微薄ユーザー割合 84.69%
※新浪アカウントと腾讯アカウントで重複しているケースがかなりあると思われる。
スマートフォンからの微薄アクセスユーザー割合 89.35%
【モバイル端末ユーザー】
モバイル端末ユーザーの平均つぶやき数 2.84 (別端末平均 2.13)
モバイル端末ユーザーの平均リツイート数 4.38 (別端末平均 3.32)
モバイルユーザーは別端末(PCなど)ユーザーに比べて、アクティブ率が高い。
【まとめ】
・微薄ユーザーはEC情報への感心が高く、且つ、アクション率(クリック等)が高い
・企業微薄よりもブランド・商品公式微薄のフォロワーのアクティブ率が高い
・何れにしても公式微薄をフォローするユーザーは多く、且つ、アクティブ率が高い
・公式微薄をフォローしている微薄ユーザーの主な目的は、割引情報。次に、ブランド・商品・業界情報
・モバイルの微薄ユーザーのアクティブ率が、特に高い
・新浪と腾讯の微薄ユーザーが総微薄ユーザーの大半を占めている
【以上のことから】
・ECサイトのマーケティングに微薄は欠かせないツールの1つになり得る
・モバイルユーザーにアプローチしやすいキャンペーンが有効
・割引情報にユーザーは非常に敏感
・新浪と腾讯に公式微薄を構築するのが良い