SHANGHAI★BASE

Unbot Group CEOのブログ。中国の最新市場動向を上海から発信。越境EC・訪日インバウンド・WeChat・Weibo・EC(タオバオ)etc...

中国 ECショップ 開店者ってどんなヒト?

中国での、B2CやC2CのECショッピングモールといえば、アリババグループの淘宝や「天猫」ですよね。

 

日本では、ヤフオクや楽天。

 

 

これらのECショッピングモールには大小合わせてものすごい数の店舗が出店されています。

 

 

それは、誰でも分かる。

 

じゃあ、どれぐらい出店されてるの?

 

楽天⇒約38,000店舗  2012年7月時点

 

大したもんですね、楽天。

 

 

じゃあ、淘宝は?

 

 

淘宝⇒約100万店舗 2012年1月時点

 

 

信じられない数ですねww

 

 

中国の人口が日本の約10倍。

 

ネット人口が、約8倍。

 

 

人口比と吊り合わない差がついています。

 

 

【考えられる理由】

①中国ではC2Cの店舗数が圧倒的(簡単に出店できる)

②信じられない薄利でも出店する挑戦者が多い(中国の特徴。例えば月間1万円しか儲からなくても喜んで、それを取りにいくヒトが大勢います。これは新しいサービスをはじめる時に考えるべきリスク。価格攻勢に走って追随してくる群れが常にいるということです。)

 

 

さて、では100万店舗も一体誰が出店してるんでしょうか?

 

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北京大学阿里巴巴研究中心在2012全球网商大会上联合发布了首份网络卖家图谱《谁在开网店》。

报告显示,大量兼职卖家涌入网售大军,占整体网店的近70%,白领、在校学生、待业青年、家庭主妇、农民甚至退休老人,农产品、手工艺品、地方特产等都纷纷搬上了网。

 

北京大学とアリババ研究センターの2012年の発表によると、大半が兼業出店。

ホワイトカラー、学生、フリーター、主婦、引退者等が全体の70%の近くを占めています。

 

実際、専門的に販売している店舗が30%しかありません。

 

 

これが中国の原動力ですね。

 

 

本職とは別にアルバイト、副業をしているヒトがものすごく多い。

チャンスを狙っているヒトがものすごく多いということですね。

 

 

 

参考までに。