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Unbot Group CEOのブログ。中国の最新市場動向を上海から発信。越境EC・訪日インバウンド・WeChat・Weibo・EC(タオバオ)etc...

ボッタクリ!!!??   いや、違う!!!

今日は朝からガラス張りの会議室についてのMTG。

 

 

紹介やネットでガラス業者を色々と見て回って選定したのは、方さん(夫婦経営)のところ。

 

実店舗が建材市場の中にあって便利、値段が他社より安い、夫婦の仲が良い(笑)、夫婦のヒトが良い、会社が儲かっている(身に着けているモノや車)ので彼らにお願いした。

 

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今日は、設計していた会議室の形から少し変更があったために店舗に行ったわけだが、行ってみると、

 

 

方さん:「見積もり時点より車の駐車位置から物件の距離が遠いから大変だ、値段はなんとかならないか?500mぐらいあるでしょ?」

 

自分:「そんなに距離ないですよ。200mぐらいですよね。ははは」(ごまかすw。実際、500mは絶対ないw)

 

 

方さん:「まあ、いいか。」

 

 

方さん:「それから、この部品(いかつい金具)をドアに装着しようと思うんだ。これを付ければ、ドアの開きが滑らかになるからね。」

 

 

自分:「(また日本人だと思って、高いもの買わせようとしてないだろうか。。。良い夫婦だからボッタクろうとしないと思ったのに。。)そうかぁ。その細かいところは分からないから、友人の詳しい人に説明してもらえる?友人から電話してもらうから。」

 

 

方さん:「^@*#^@()#&&!)、、、分かった!」

 

 

何やら説明していたが、ボッタクろうとしていると感じてしまった自分は、既に、耳に入らなかった。

(実際、耳に入っても訛りがヒドい上に、専門用語でよくわからないんだが。。)

 

 

その後、詳細な距離や高さ、構成を図にして渡して、自分は再度物件へ。

 

 

物件に到着すると、ちょうど頼んでいた友人から、方さんがあの金具をなぜ設置しようとしていたのか確認して電話がかかってきた。

 

 

Aさん:「もしもし、方さんに確認したよ」

 

自分:「ありがとう、なんだって?」

 

Aさん:「ドアにつける金具を、想定していたモノより、良いものが安く手に入ったから、同じ値段内でその金具を使ってあげるってさ」

 

 

自分:「え!?。。。それだけ?」

 

 

Aさん:「そう。それだけ! 方さんが見せたはずの金具は確かに通常より良いモノだよ。あれ使えるなんてラッキーだね!」

 

 

自分:「そっか。。。なるほど。。分かった。ありがとう!」

 

 

ガーーーーン。。。。。。。。

 

 

この話を聞いてすごく恥ずかしくなった。。。

 

いつの間にか、人を信じられない自分になっている。

 

そんな自分に嫌悪感を感じた。

 

 

方さんは親切で良い金具を取り付けてくれるために、自慢したかっただけ。

 

その親切に、「ボッタクられる」と直感的に感じて、専門家の力で確認しようとしてしまった自分。。。

 

 

 

なんだか自分がすごく恥ずかしくなった。いつの間に、こんなに人を信じられなくなったのだろうか。

 

 

昔は、「白いキャンパス」と揶揄される程、簡単に人を信じていたのに。。。

 

 

確かに、来たばかりの頃は、気づかないうちにボッタクラれることも多かった中国生活。

 

 

隣で中国人が40元で買っているものを、400元で値付けされることなんてショッチュウで、特に日本人だとバレると法外な価格が提示される。

 

 

ただ、アパレル卸市場の「 七浦路」に毎週のように出入りしたり、野菜市場や建材市場の「九星市場」なんかに何度も行って失敗を繰り返すと相場感が出てくる上に、値切り交渉力が付いてボッタクラれにくくになる。

 

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ただ、値段の張るものは、どこでどんな風にボッタクラれるか分からないこともあるため、いつもピリピリして、中国人で且つ業界人のフリをしている。

 

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日本語なんて絶対に話さないし、携帯電話もパソコンも見せない。

服装も貧相にして、如何にもお金がなさそうに装うようにしている。

 

 

それでも、外国人価格になることもあるので、市場にいく時に必ずやることがある。

 

 

それは、淘宝での相場調べ。

 

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淘宝では、販売量やレビュー、販売者の信用度、価格順などで一覧表示されるため、販売量が多い店舗順に並べてみれば、ある程度相場観が掴める。

 

その「下調べ」「旺旺チャット問い合わせ」で、大体その商品に関する値段と周辺知識は埋められる。非常に便利。(因みに、旺旺はアリババグループのチャットソフトで、このチャットソフト内での内容であれば、アリババによって保証される。)

 

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その後、市場に繰り出して実際に使ってみて良いものを探して交渉、淘宝のほうが種類や値段が良ければ、淘宝に再度戻って購入という流れ。

 

 

中国では、少なくとも自分の業界における、モノの値段や質を正確に把握していないと、かなり手痛い目にあうと思った方が良い。

 

 

すごく重要な作業。

 

 

それはともかく、どんな経験があるにしても、「人を信じられなくなっている自分」になんだかがっかりした。

 

 

色々と考えさせられる一日だった。

 

 

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